こんにちは!
今日は異端のヒロイン・野薔薇について掘り下げよう。
をたむんもなかなかの量の漫画を読んできたと思うけど、
少年漫画であまり類を見ないタイプのヒロインだよ。
そんな野薔薇ちゃんにハマる男性読者も多数いるようなので、
今日はいっちょ紹介していきたいと思う。
ついてこい!
目次
- 野薔薇の人物像
- 野薔薇の強さ
- 野薔薇のここがCawaii
- まとめ
野薔薇の人物像
自分で染めてる茶髪ボブ、おしゃれ大好き。
そんなごく普通の女子高生らしいスペックの野ばら。
しかしてその中身は…
かなりの気の強さ・我の強さ。
自信過剰で煽りも得意。口も悪い。
先輩だろうがゴリゴリな汚い言葉で食ってかかるし、
全くもって遠慮も配慮もない。(尊敬してたら別)
初登場時なんか、モデルに興味はないかと女の子に声をかけるスカウトの男性に、
自ら「私は?」と聞いてのける図太さ。
もうね、見たことない。
ここまで気持ちいいほど男性目線を気にも留めないヒロイン見たことない。
そんなぶっ飛んだ性格の野薔薇だが、
意外と男性読者の評判は悪くない様子。(二分するけど)
何だろう時代かな?
「甲子園に連れてって」とかいう依存体質なヒロインの時代は終わったのかな?
これからは主人公を引っ張ってく、いやケツ叩くくらいの強さを併せ持ったヒロインの時代の到来のようだ。
野薔薇の強さ
まあ前述した通り、
まず性格がそもそもクセ強いんじゃ、なんですけども。
呪術のマンガなのでね、その辺の強さも解説していこう。
【芻霊呪法(すうれいじゅほう)】という、呪力を込めた釘を金槌で飛ばす戦闘スタイル。
要は呪いの五寸釘だよね、怖い。
藁人形なども普通に使うよ。
これ以上ない野薔薇にピッタリの戦闘スタイルである。
芻霊呪法・共鳴り(ともなり):対象の身体の一部を人型(ヒトガタ)に重ねて釘を打ち付けることで、対象本体にダメージを与える事が出来る、遠隔攻撃も可能な便利な技。
芻霊呪法・簪(かんざし):対象に刺さった釘に呪力を流し込み破壊する技。時間差攻撃としても有効。
基本的にハートマークがついた金槌を愛用しているが(でもハートマークついてるだけの無骨な金槌)、
共鳴りを本気で打ち込めば人間相手なら殺してしまう威力があるため、
京都校との交流会で先輩と対峙した際は何とピコピコハンマーを使用。
なんていうか、可愛げないけど、女子。
野薔薇のここがCawaii
こんな感じであまり可愛いとは言い難いような部分ばかりが目立つ野薔薇だが、
ちゃんとギャップ萌えなシーンもいくつかある。
まずは初登場から腕試しに虎杖と二人で呪いを祓うことになった野薔薇。
格下なことに油断し、狡猾な呪いに男の子を人質にされてしまう。
頭では男の子を犠牲にし自分だけ助かったほうがいいと合理的に考えながらも、即座に武器を捨てる。
そう、ちゃんと気持ちいいくらいいい奴なのだ。
また呪術高専に入学した理由は「田舎が嫌で東京に住みたかったから」と叫んでいるが、
そもそも田舎が嫌いな理由が、
小一の時に東京から引っ越してきた”沙織ちゃん”という可愛くて優しい女の子を
「田舎者を馬鹿にしている」と被害妄想で村人たちが仲間はずれにした過去の出来事からだった。
「そんな理由で命を賭けられるのか?」と聞く悠仁に対し、
「賭けられるわ。私が私であるためだもの」という野薔薇は普通に可愛い。
その後人質にされた男の子を助けてくれた悠仁に、
「私が死んでも私だけ生き残っても明るい未来はなかったわ。ありがと」という野薔薇はもっと可愛い。
極め付けは、
悠仁が死んだと思い込んで落ち込んでいたところに、
実は生きてました!とサプライズで悠仁が登場する場面。
「おい。何か言うことあんだろ(騙してたこと謝れ)」とセリフは凄みつつも、
その顔は涙ぐんでいるのだ。
キュンだよね。
なんて言うかこれぞツンデレっていうかね。
まあ二人の間に色っぽさは皆無のため、
今後色恋沙汰になる可能性は限りなくゼロに近い、いやゼロだと思うけど(そもそも呪術にその部分期待してないよね)
そんな普段見せない野薔薇のギャップの可愛さにみんなキュンときたはずだよね。
まとめ
基本的に呪術って可愛い感じの女の子キャラがほぼいないので
(個人的にはりかちゃんが可愛いと思うけど見た目がほらアレだし)
野薔薇にはいつも通りゲスいエグい女子らしからぬ言動と共に、
どんどん可愛いギャップもね、見せてって欲しいなってね、
そう思います。
そんな野薔薇を応援しています。
ではまた別記事で。