【鬼滅の刃】岩柱 悲鳴嶼 行冥(ひめじま ぎょうめい)。柱最強の男の暗い過去。

今日は鬼殺隊最強(伊之助調べ)と名高い悲鳴嶼さんについて掘り下げるよ。

何事にも動じないような落ち着いた大人の男。

どこを見つめているのかわからない乏しい表情(だって白目だから)。

何かと涙を流し独善的な言葉を吐く大男の過去とは?

では行くぞ!

目次

  • 悲鳴嶼の人物像
  • 悲鳴嶼の強さ
  • 悲鳴嶼の過去
  • まとめ

悲鳴嶼の人物像

初登場時は柱合会議だったが、まずね、でかい。

一人だけ群を抜いてデカイ。

南無阿弥陀仏と刻んだ羽織を着、ジャラジャラとデカイ数珠を持ち、

炭治郎に向かい「生まれてきたこと自体がかわいそうだ」と泣く。

禰豆子を庇う炭治郎を「鬼に取り憑かれているのだ。早く殺して解き放ってあげよう」などと

一見慈悲深そうに見えてかなり独善的な物言いである。

その後は柱稽古が始まるまではほとんど接触がなかった悲鳴嶼だが、

そもそもの悲鳴嶼の人格はとても禁欲的で実直。

柱稽古の際もかなり地道で過酷な修行を課しており、

自身はさらにきつい修行を平然とやってのけていることからも

普段から自分を律し厳しく叱咤していることがうかがい知れる。

また呼吸を使えない玄弥に対しては

「才能がないので継子にはしない」と言いながらも鬼喰いを黙認し弟子にまでしていることから、優しい人格もうかがえる。

炭治郎に対しての独善的な考えに至るまでには、悲鳴島の悲しい過去に理由があるのだった。

悲鳴嶼の強さ

まだ作中ではあまりその戦闘スタイルが出てきていないのだが、

わかる範囲で書いていこうと思う。

そもそも作中で出てくる悲鳴嶼の戦闘シーンはほとんど無く、

お館様・産屋敷の自爆テロの後の鬼舞辻への攻撃くらいである。

鎖で繋がれた斧を武器として用い、反対の先は棘だらけの鉄球に繋がっている。

豪腕な悲鳴嶼に良く似合う豪快な武器である。

呼吸を使った攻撃では

参(さん)の型 岩躯の膚(がんくのはだえ)

というなんかブンブン振り回す感じの技のみ見ることが出来る。

現在作中ではそれぞれの柱が上弦の鬼と厳しい戦いを繰り広げているので、

そのうち悲鳴嶼の戦いもじっくりとみることが出来るだろう。

悲鳴嶼の過去

子供というのは

純粋で無垢で弱く、すぐ嘘をつき、残酷なことを平気でする。我欲の塊だ。

これが悲鳴嶼の子供に対する見解だ。

悲鳴嶼は昔、寺で身寄りのない子供たちを育てていた。

血の繋がりは無くとも仲睦まじく、家族のように暮らしていた。

だがある日、言いつけを守らず日暮れまで寺に戻らず鬼に襲われた一人の子供。

その子は自分が助かるために悲鳴嶼と他の八人の子供を鬼に差し出した。

すぐに四人が殺され、残った四人のうち三人は

目も見えず痩せ細った悲鳴嶼では頼りないと判断し悲鳴嶼のいうことを聞かず逃げ出し、

そして暗闇の中喉を掻き切られて死んだ。

一番下の沙代という女の子だけが悲鳴嶼の言うことを聞き後ろに隠れた。

悲鳴嶼は沙代を守るため、夜が明けるまで素手で鬼を殴り潰し続けた。

沙代は混乱し、助けに来た者たちに

「あの人は化け物。みんなあの人が、みんな殺した」

そう告げた。

鬼は日が昇り消滅しており、”あの人”は誰がどう見ても悲鳴嶼だった。

(コミックのおまけページで沙代は混乱とショックであの人と言ってしまったが鬼のことを言っていたと書かれているんですけどね。

作中では悲鳴嶼が化け物と判断されてしまいました。)

悲鳴嶼は殺人の罪で投獄されたが、お館様のおかげで処刑を免れ鬼殺隊に入ったのだった。

それから悲鳴嶼は疑ぐり深くなり、子供のことを冒頭のように思うようになっていた。

だが炭治郎の逃げず、目を逸らさず、嘘をつかず、素直でひたむきな行動を目にし、

「君は特別な子だ。誰が何と言おうと私は君を認める。」と心を許した。

炭治郎のひたむきさにまた一人、人が救われたのである。

何人救う気なんだ。主人公かよ。主人公だよ。

 

まとめ

暗い過去のせいで疑ぐり深くなってしまった悲鳴嶼さん。

でもあの過去があったからこそ悲鳴嶋さんの強さの真価が見出され、

命を救われた人間は決して少なくないでしょうね。

そしてその悲鳴嶼さんの心を救った(は大げさかもだけど)炭治郎。

何でしょうね、本当にね、真っ直ぐすぎて眩しすぎてもはや仏だよね。

眩しすぎてをたむんにはもう炭治郎の姿が見えませんよ嘘だけどさ。

まあ何にせよ、真面目に実直に行動している人間にはそれだけでだれかを癒す力まであるっつー話でしたね。

だからね、をたむんもこれから電車の中では積極的に席を譲りたいと思います。

何の話だ。

ではまた別記事で!

 

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