【鬼滅の刃】水柱 冨岡 義勇(とみおかぎゆう)。無口なイケメンの過去とは?錆兎と何があったの?

こんにちは!

今日は個性豊かな柱の中でも、

個性が無くて逆に目立ってない?無口なイケメン、義勇について書いていくよ。

第1話から登場し、炭治郎が鬼殺隊に入るきっかけとなった重要人物である義勇。

なぜ彼はいっつもなんだかアンニュイなの?

彼女いるの?好きなタイプは?

(すいません好きなタイプはわかりませんけど)

そんな気になるイケメン、義勇について掘り下げる。

目次

  • 義勇の人物像
  • 義勇の強さ
  • 義勇の過去
  • まとめ




義勇の人物像

イケメンであることは間違いないのだが、

その表情は常に仄暗く、笑顔を見せたことはない。

口数も少なく、他のキャラの濃すぎる柱たちと並ぶとかなり影が薄くなってしまう。

そして冷静沈着ではあるが、冷静とは別に影のあるキャラである。

その影の理由は後述するが、

つまるところ真面目すぎるのだ。

真面目すぎるが故、勝手に背負い、勝手に暗くなっている。

そんなもったいないイケメン、それが義勇。

その義勇の抱えてきた影が、

我らが主人公、バカ真面目の炭治郎くんと関わることで変化し、

まだまだ生真面目からは抜け出せないながらも

今後明るさを取り戻していくことだろう。

義勇の強さ

義勇は水柱であり、その名の通り水の呼吸の使い手である。

その強さは一線を画し、

階級がまだ癸(みずのと)であった炭治郎や伊之助が

全く歯が立たず硬くて切ることの出来ない鬼ですら

豆腐のように切ってしまう。

その攻撃は常に静かであり、トドメを刺す際も義勇の表情は全く乱れない。

また育手である鱗滝の水の呼吸は拾(じゅう)までであるが、

義勇はオリジナルの拾壱(じゅういち)の型・凪(なぎ)を生み出しており、

その戦闘センスが伺い知れる。




義勇の過去

炭治郎の妹・禰豆子が初めて太陽を克服した鬼となった後、

鬼たちの襲撃は鳴りを潜め、鬼殺隊も訪れるであろう最終決戦に向け柱稽古を始める。

柱稽古とはその名の通り、柱がつける稽古。

柱は通常、任務や警備、自身の剣術向上に忙しく、

正式な継子(つぐこ)以外には修行をつける暇が無い。

継子以外の隊士たちが柱に修行をつけてもらえることは鬼殺隊全体の戦力の底上げとなり、とても重要なイベントとなる。

が、しかし、である。

義勇はこの柱稽古への参加を完全に拒否。

説明を求める他の柱に対し、「俺はお前たちとは違う」の一言のみ。

言葉の足りない男、義勇。

それじゃみんな怒っちゃうよ。

まあそんな感じで自らぼっちになる義勇なのだが、

この時点ではもう病が進行し、動くことが出来なくなってしまったお館様・産屋敷が、

アナタの心、癒します★でお馴染み炭治郎に話を聞いてくれるよう手紙にて託す。

そこで自宅で完全に居留守を決め込んでいた引きこもりイケメン義勇の家を訪れ、

無理やり家宅侵入、しつこく話しかける炭治郎。

根負けした義勇は、自らの過去と柱稽古に参加しない理由を話し始める。

「俺は最終選別を突破していない」

そう告げる義勇。

義勇が最終選別に参加した年、亡くなったのはたった1人の少年だけだった。

その少年の名は“錆兎“(さびと)。

そう…かつて炭治郎が最終選別を受ける前に、

稽古をつけてくれた、死んでいるはずの少年だった。

選別に参加当時、義勇と錆兎は13歳。

同じ年で天涯孤独。2人はすぐに仲良くなった。

錆兎は正義感が強く、心優しく、そして選別に参加した誰より強かった。

選別のために閉じ込められていた鬼を殆ど一人で倒してしまい、

錆兎以外の全員が選別に受かった。

鬼に襲われ意識が朦朧としていた義勇は錆兎に助けられ、

気付いた時には選別が終わっていたのだった。

一体の鬼も倒さず助けられただけの人間。

義勇は自分が選別に通ったことに納得しておらず、

柱になった今も尚、他の柱と対等に肩を並べていい人間ではない、

本来なら鬼殺隊に自分の居場所はない、

そう思ってきたのだった。

「柱に稽古をつけてもらえ。それが一番いい。

俺には痣も出ない。…錆兎なら出たかもしれないが」

そう告げ去ろうとする義勇。

炭治郎は義勇の気持ちが痛いほどわかった。

『自分が死ねば良かった』と。

かつて炭治郎や他の大勢の人を守り亡くなった、炎柱・煉獄 杏寿郎。

優しく、他の誰よりも強かった煉獄さん。

あの時、煉獄さんの代わりに自分が死んでいれば。

だけどあの時の伊之助の言葉を思い出す。

「信じると言われたなら、それに応えること以外考えんじゃねぇ!!」

そうなのだ。

遺された者はどんなに惨めでも恥ずかしくても、

生きていかなくてはいけない。

炭治郎は去ろうとする義勇の背中に

どうしても聞きたいことを投げかけた。

「義勇さんは錆兎から託されたものを繋いでいかないんですか?」

 




パァン!!

 

義勇の頰にあの時の痛みが鮮明に蘇る。

かつて錆兎と最終選別を受けたとき、

義勇の言葉に腹を立てた錆兎に重い平手を食らったのだ。

「自分が死ねば良かったなんて二度と言うなよ。」

義勇は鬼殺隊への道に進む前、鬼に襲われている。

翌日祝言を挙げるはずだった姉が義勇を鬼から隠し、義勇は生き延びることが出来た。

本当なら次の日姉は結婚していたはずだったのに。姉の代わりに自分が死ねば。

13歳の少年には残酷すぎる経験だったろう。

だが錆兎は続けた。

「お前の姉もそんなことは承知の上で鬼からお前を隠して守っているんだ。

他の誰でもないお前が・・・お前の姉を冒涜するな。

お前は絶対死ぬんじゃない。

姉が命をかけて繋いでくれた命を、託された未来を、お前も繋ぐんだ義勇。

 

頰を張り飛ばされた衝撃と痛みが蘇り、錆兎とのやりとりも鮮明に思い出す。

大事なことなのに、なぜ忘れていたのだろう。

『蔦子姉さん、錆兎、未熟でごめん・・・』

うな垂れる義勇。

そして思い直し、柱稽古に参加することを決意するのだった。

そしてそんな心の変化を知る由も無い炭治郎は、

ピクリとも動かなくなってしまった(錆兎の平手を思い出してうな垂れ中の)義勇に、

元気を出してもらえるよう、的外れにも大食い対決を持ちかけるのだった。

(しかもその後本当に実現した大食いそば対決。可愛いかよ)

 

まとめ

義勇は自分のことを命をかけて守ってくれた姉と錆兎に心を痛め、

またこんな自分が生き残ってしまったと落ち込み、

二人の死を受け止めきれず前に進めずにいたんですね。

それが、トラウマ?オイラに任せな★でお馴染み炭治郎の一言によって

二人にとって冒涜であったこと、前に進まなければいけないことだと

きちんと受け止められたようでしたね。

もう!待たせやがって★遅いぞ義勇☆★

そんな感じでね、今後の義勇も優しく見守ってあげてくださいね。

何せナイーブな男ですから。

クライマックスを迎えている本編では重傷を負いながらも炭治郎と共にラスボス・鬼舞辻を追い詰めてそして・・・!

義勇の今後に期待★☆★☆★(うるさい星ですね、うる星ですね)

ではまた別記事で★

 

 

 

 

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