【鬼滅の刃】霞柱・時任 無一郎(ときとうむいちろう)の強さの秘密。日の呼吸の使い手との関係は?

こんにちは!

今日は鬼殺隊の柱の中で最年少、剣を握ってたった2年で柱となった天才、無一郎について書いていくよ。

天才の天才たる所以はその血筋にあるようだが、

その血筋とは…?!

また可愛らしい少年とは思えない辛辣な言葉が次々に飛び出すその性格。

炭治郎とのふれあいでどう変化していくのか…?

ではどうぞ!

目次

  • 無一郎の人物像
  • 無一郎の強さの秘密
  • 無一郎の過去と痣の出現
  • 無一郎の変化
  • まとめ

無一郎の人物像

無一郎は一見感情の起伏がないように見える少年だ。

瞳には輝きがなく表情も乏しい。

その無表情に似合わず口から出る言葉は辛辣で、

他人を慮ることはしない。

無駄・回り道もしない。

しかしこの極端に起伏の少ない性格は

実は記憶喪失などに起因しているのであった。

無一郎は鬼殺隊に入る前に家族を亡くしており、

それ以来記憶をなくし、また日々のこともあまり記憶しておけない様子。

常にぼんやりと物事を見ているようである。

そんな口の悪さだけの目立つぼんやり少年だった無一郎だが、

炭治郎と関わり合い、また上弦とのギリギリの戦いの中で

ハッキリと記憶を取り戻す。

本来の無一郎はとても優しく、

自分ではない誰かのために無限の力を出せる選ばれた人間だ。

(と、亡くなった双子の兄が回想で言ってた)

無一郎の強さの秘密

無一郎は柱の中で最年少であり、

恐らく炭治郎より年下である。

宇瑞によると剣士になって2カ月で柱になったというから驚きである。

しかしその若さで柱になるには相当な努力と鍛錬を要したはずだが、

そもそもその血筋が特別なものであったようだ。

無一郎が連れている鎹鴉(かすがいガラス・まつ毛の長いメス・嫌味)が言うには、

『日の呼吸の使い手の子孫』らしいのだ。

しかしながら使うのは『霞の呼吸』だが、

戦闘センスは受け継いだものも大きいようである。

無一郎は高速移動を得意とし、動きに緩急をつけることで残像を見せたり霞のように消えたりと敵を翻弄する。

作中で出てくる技としては、

壱(いち)の型 垂天遠霞(すいてんとおがすみ)

弐(に)の型 八重霞(やえかすみ)

参(さん)の型 霞散の飛沫(かさんのしぶき)

肆(し)の型 移流斬り(いりゅうぎり)

伍(ご)の型 霞雲の海(かうんのうみ)

陸(ろく)の型 月の霞消(つきのかしょう)

漆(しち)の型 朧(おぼろ)

他の柱に比べ無一郎はたくさんの技が作中に出てくる。

また見た目も美しく迫力がある。

しかしながら柱最年少にして『上弦の伍』をたった1人で倒してしまう戦闘力。

ヤバすぎる。

無一郎の過去と痣の出現

無一郎は鬼殺隊に入る前の記憶が無く、後遺症で現在の記憶もあまり止めておけない。

しかし、炭治郎と関わる中で、上弦とのギリギリの戦いの中で、

徐々にその記憶を取り戻していく。

『人のためにすることは、巡り巡って自分のためにもなっているもの』

この言葉を炭治郎から聞いた時、

いつも霞がかった無一郎の瞳にかすかに輝きが戻る。

実はこの言葉は鬼殺隊に入る前、

まだ穏やかな性格だった無一郎が双子の兄・有一郎に自らかけた言葉だった。

上弦の伍との戦いの最中、水獄鉢(すいごくばち)という技で水の中に閉じ込められた無一郎。

薄れゆく意識の中、誰かにかけられた言葉が蘇る。

それをきっかけにだんだんと記憶が戻っていく。

無一郎は鬼殺隊に入隊する前は杣人(そまびと・きこり)の父を手伝い生活していた。

しかし父は病気の母に薬草を持ち帰るため嵐の日に出かけ崖から落ち死亡。

母も肺炎で亡くなった。

遺されたのは双子の兄弟だけだったが、有一郎は言葉がきつく無一郎にもきつく当たっていた。

そんな息が詰まるような二人だけの生活。

ある日の夜、余りの暑さに戸を開けて寝ていたところ鬼が侵入してきた。

兄の腕を切り落とされ、「いてもいなくても変わらないつまんねえ命」と言われたことに激昂した無一郎。

気付くと鬼をメッタメタに倒しており、顔を潰され身体中を木と刃物で刺され動けない鬼は朝日で塵となった。

鉛のような身体を引きずり家に戻ると、兄はまだ意識があったが朦朧としていた。

「神様仏様どうか弟だけは助けてください。弟は俺と違う心の優しい子です。バチを当てるなら俺だけに。わかっていたんだ。無一郎の無は無限の無なんだ。」

『お前は自分ではない誰かのために無限の力を出せる選ばれた人間なんだ』

(実際は息も絶え絶え言ってます)

兄は本当は弟を想い、守りたくてついきつい言葉で危険から遠ざけていたのだった。

兄の本当の想いを知り涙した無一郎。

しかし無情にも兄は生き絶え、無一郎も兄の手を握ったまま動くことさえ出来なくなった。

兄に蛆が湧き、腐っていくのを見た。自分にも蛆が湧き始め、死の淵を見た。

日の呼吸の使い手の子孫と知り、何度も鬼殺隊へ勧誘しに訪れていたあまね(鬼殺隊のボス・産屋敷の妻)が来なければそのまま死んでいた。

全ての過去を思い出した無一郎。

あの時の煮えたぎるような怒りを思い出し、鬼を根絶やしにするための血の滲むような努力を思い出したとき、

無一郎の頰に、手に、足に、雲のような痣が出現したのだった。

痣の出現により形成逆転し見事上弦の伍をたった一人で倒した無一郎。

限界を超え倒れた無一郎の目には、父と母、そして兄の姿が見えた。

「頑張ったなあ」微笑む兄。

無一郎の目に涙が溢れた。

(筆者の目はすでに涙で滝だった)

無一郎の変化

無一郎は炭治郎と出会い、関わるうちにどんどんと変化を遂げる。

初めの頃はとにかく冷たく、感情の起伏も無く、

無駄を省くためなら他人を慮ることも全くしない。

炭治郎曰く、『正しいかもしれないが配慮がなく残酷』。

刀鍛冶の里が襲われた際にも

とにかく効率と助ける者の優先順位のみに着目していたが、

炭治郎と関わりその優しさに触れ、また上弦との緊迫した戦いの中で

欠けていた記憶が蘇り、

如実にその感情と思考に変化が生じた。

瞳には輝きが戻り、表情も変化に富むようになってきた。

刀を打ってくれた刀鍛冶の鉄穴森(かなもり)さんに対しお礼を述べたり

(今までは刀鍛冶の方が価値が低いと思っていたしそう扱っていた。鉄穴森さんホロリ。それ見て筆者もホロリ。)

今までは見捨てていた子どもを助けに戻るよう指示したり。

口の悪さは変わらないが、そこには冷たさでは無くユーモアが加わり軽快になった。

何より炭治郎に対しめっちゃくちゃ優しくなった。(懐いた)

上弦との戦い後、炭治郎が遅れて参加した柱稽古では、

もちろん炭治郎が素直で優秀なのもあるが、ニッコニコで指導。

(他の隊士には冷ややか、出来てないからってのがあるけど)

今後は鬼滅のキャラの中で新たな分野の笑いを運ぶキャラとして活躍が期待出来そうだ。

まとめ

最初こそ扱い辛そうなキャラであったが、

記憶を取り戻した今、確固たる強さと意志を持ち、笑いを誘う毒舌へと進化した無一郎。

筆者も登場当初はイラッとさせられることが多かったが(マンガに振り回されがちな人生)、

今では可愛いわ〜ヨシヨシ!という気持ちで見守っている(単純)。

また柱最年少にしてめちゃくちゃ強いし冷静なので、

連載中の本編がクライマックスを迎える中、

大きな活躍を期待している!頑張れ無一郎!!

ではまた別記事で。

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