【鬼滅の刃】第2巻 あらすじ ネタバレ ② 鬼舞辻との対峙!そして意外な協力者現る。まさかの…?!

第15話 医師の見解

「俺はな!!俺が言いたいのはな!!金じゃねえんだ。

お前が俺のうどんを食わねって心づもりなのが許せねえのさ!!

まずはその竹を外せ!!なんだその竹。

箸を持て箸を!!」

そう禰豆子にまくしたてるのは…

そば屋の親父だ。

炭治郎が注文した後、鬼舞辻を追いかけ居なくなってしまったので

禰豆子とうどんは放置されたままなのだ。

と、そこに現れた炭治郎。

ぞん

この一口でペロリである。

「ごちそうさまでした!!おいしかったです!!」

「わかればいいんだよわかれば!!」

そんな感じでそば屋を後にすると、

先程の不機嫌顔の少年が炭治郎と禰豆子を待っていた。

匂いで辿れるのに、という炭治郎に、

「目くらましの術をかけている場所にいるんだ辿れるか。

それより…

鬼じゃないかその女は。しかも醜女(しこめ)だ」

と答える少年。

突然の言葉に思考停止の炭治郎。

『…

しこめ…

しこめ?

醜いってことか?誰が?

禰豆子!!

理解したとたんまくしたてる。

「醜女のはずないだろう!!よく見てみろの顔立ちを。

町でも評判の美人だったぞ禰豆子は!」

「行くぞ」無視して先を行く少年。

「いや行くけれども醜女は違うだろ絶対

もう少し明るい所で見てくれちょっとあっちの方で」

鳴き止まない炭治郎。



場面が変わり、女性と少年の家。

「戻りました」と家に入る少年の後ろで

「この口枷のせいかもしれない

これを外した禰豆子を一度見てもらいたい!!」

しつこい炭治郎。(マジ顔そして少年ガン無視)

少年と共にいた女性は、

鬼と化した男性と襲われた妻の対処を済ませ

炭治郎達を出迎えた。

「人の怪我を手当てしてつらくないですか?」と炭治郎が尋ねると、

少年がまた不機嫌そうに炭治郎の胸に裏拳を食らわせ

「耐えながら治療しているとでも?」と答える。

「よしなさい。」と諌め、自己紹介と説明を始める女性。

女性の名は珠世(たまよ)、少年の名は愈史郎(ゆしろう)

仲良くしてくださいね、と言われたが

『難しいな…』と隣を見ると鬼の形相の愈史郎。

『無理だなこれは』早々に諦める炭治郎。

女性は鬼でありながら、自身の身体を弄ることで

鬼舞辻の呪い(鬼舞辻のことを話してはいけないということ)をはずしている。

また人を喰らうことなく少量の血を飲めば事足り、

その血は金銭に余裕のない者から輸血と称し買っているのだそうだ。

愈史郎は珠世より少量の血で足りるそうで、

なんと珠世が二百年かかって唯一鬼にした者なのだ。

鬼舞辻以外の者が人間を鬼に変えたことにも驚くが、

二百年かかっての部分に驚きを隠せない炭治郎に、

再び愈史郎のチョップが入る。

諌める珠世。従順に反省しつつ珠世の美しさに酔いしれる愈史郎。

珠世は鬼を増やそうとしているのではなく、

病気などで余命幾ばくもなく、望んだ者にのみ処置を施す。

嘘偽りのない清らかな匂いを嗅ぎ、信じる炭治郎。

珠世さん、鬼になってしまった人を戻す方法はありますか?






場面は変わり町の路地。

鬼舞辻から炭治郎の頸を取ってこいと言われた2人が捜索をしている。

鞠をつく少女と目を閉じたままの僧侶のような服装の少年

少年の方が捜索には長けているらしく、

手に目を生やし、這いつくばって足跡を探している。

「これじゃこれじゃ」

「それはもう残酷に殺してやろうぞ」

場面は戻り、炭治郎の質問に答える珠世。

「鬼を人に戻す方法は…あります」

「!!教えてくださっ…」

思わず近づく炭治郎を転がす愈史郎。

愈史郎にキレ気味ながら続ける珠世。

「どんな傷にも病にも必ず薬や治療法があるのです。

ただ今の時点では戻すことは出来ない。

ですが私たちは必ずその治療法を確立させたいと思っています。

それにはたくさんの血を調べる必要がある。」

そして更に炭治郎に二つの願いを申し出る。

まず一つ目は、2年以上人や獣の血肉を口にしていない、

極めて稀で特殊、今後の鍵となり得る禰豆子の血を調べさせてほしい。

二つ目は、できる限り鬼舞辻の血が濃い鬼から血を採取してほしい。

鬼舞辻の血が濃いということはそれだけ強いということ。

険しい道のりだが、それしか道がないのなら俺はやります、と炭治郎は答える。

珠世が薬を作ってくれるなら、たくさんの人が助かりますよね。と

真っ直ぐな瞳で言う炭治郎に、

初めて珠世が柔らかく美しい笑顔を見せる。

(見惚れる炭治郎を鬼の形相で見つめる愈史郎。)

と、次の瞬間、

愈史郎が「まずい!ふせろ!!」と言うと同時に

家が何者かの激しい攻撃に襲われる!



第16話 手毬遊び

家を攻撃したのは少女だった。

持っている手毬が、ものすごい速さと強さで

家にも穴を開けてしまう勢いなのだ。

壁に当たり勢いよく跳ねる手毬。

四方八方からの手毬の攻撃に、珠世を庇った愈史郎の頸が飛ぶ。

禰豆子に、先程治療した鬼になった男の妻を安全なところに運ぶよう託し、

臨戦態勢になる炭治郎。

今までの鬼と違い、匂いが濃く、重い。

鬼が自分を狙っていることに気付き下がるよう促す炭治郎に、

鬼だから気にせず戦うよう告げる珠世。

少女が鞠を炭治郎に飛ばし、

避けても曲がると読んだ炭治郎は、

拾(じゅう)まである型の中で最速の突き技

“漆(しち)の型・雫波紋付き(しずくはもんづき)・曲(きょく)”を放ち、見事に鞠をつく。

が、刀が刺さった状態でも鞠は動き、炭治郎を攻撃する。

一方頸を飛ばされた愈史郎を支える珠世。

愈史郎の頸から上がメキメキと生え出し、

口が出来るや否やまくし立てる。

「珠世様!俺は言いましたよね?

鬼狩りに関わるのはやめましょうと最初から!」

愈史郎の目隠しの術も完璧ではなく、

人数が増えれば増えるほど見つかる確立もあがる。

だが炭治郎が攻撃されるまで匂いすらしなかったのは

愈史郎の血鬼術によるものであり、

その隠蔽具合は相当なものだ。

「貴女と二人で過ごす時を邪魔する者が俺は嫌いだ大嫌いだ。許せない!!」

(愛がすごい。)

激昂する愈史郎を見て鬼の少女が笑う。

「キャハハッ面白いのう楽しいのう

“十二鬼月”である私に殺されることを光栄に思うがいい!」

炭治郎が「?」となっていると珠世が教えてくれる。

十二鬼月とは鬼舞辻直属の配下なのだそうだ。

「遊び続けよう。朝になるまで命尽きるまで!」

メキメキと腕を生やし阿修羅像のような左右3本ずつの腕になる少女。

攻撃は更に強さを増し、部屋中を鞠がものすごい速さで暴れまわる。

鞠は炭治郎が切ると一度動きが止まるものの

すぐに再び動き出し当たってくる。

またどこにも当たっていないのに軌道が変わったりと全く動きを読むことが出来ない。

匂いで二人いる鬼の場所は分かっているのに!

為す術のない炭治郎に痺れを切らした愈史郎。

「おい間抜けの鬼狩り!!

矢印を見れば方向が分かるんだよ、矢印を避けろ!

俺の視覚を貸してやる!!」

そう言うと炭治郎の額に札のついた鍼を飛ばす。

額に鍼が刺さると、…鞠の軌道が見える!

すかさず禰豆子に木の上にいるもう一人の鬼を攻撃するよう指示。

炭治郎は少女が繰り出す鞠の攻撃を

“水の呼吸 参(さん)の型 流流舞い(りゅうりゅうまい)”で躱し、

更に少女の腕を切り落とすことに成功する!

「珠世さん!この二人の鬼は鬼舞辻に近いですか?」

「恐らく」と珠世。

「では必ずこの二人から血をとってみせます!!」

炭治郎の反撃が始まる!



まとめ

いや〜いかがでしたか。

炭治郎が鬼殺隊としての一歩を踏み出し、

一巻よりかなり強くなってきたのを感じる今巻でしたね。

またラスボスである鬼舞辻の存在が明らかとなり、

鬼舞辻の呪いを逃れ、協力関係を築けそうな珠世と愈史郎の出現。

ますます気になる今後の展開。

しかしね〜〜

ついね、細かくお伝えしようとすると長くなっちゃいますね。

臨場感とかも伝えたいと思うとますます。

でもギャグとかね、ほんと、やっぱ実際絵を見て欲しい。

セリフの言い回しは伝えられるけど、

ギャグの絵を文章で伝えると萎えちゃうからね!

気になる人はぜひ実際マンガを読んでみて!

でもぜひこのブログでも続きを読んでってねっ(はぁと)!!

ではまた次巻!

続きはこちら

第2巻 前半はこちら

第1話はこちら

第1巻はこちら

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