【鬼滅の刃】第2巻 あらすじ ネタバレ ① 炭治郎だけの日輪刀の完成と、とうとう奴が姿を現わす。

こんにちは!

まんがだいすきをたむんです。

今日はアニメ開始でますます人気が加速中の鬼滅の刃、第2巻のあらすじを書いていくよ。

第1巻でいきなり絶望レベルの壮絶な運命に翻弄されつつも、

ひた向きな努力で少しずつ力をつけていった炭治郎。

鬼殺隊の剣士になるための“最終選別”の中、

修行をつけてくれ、優しく送り出してくれた

育手の鱗滝さんの弟子たちを13人も喰ったという、

異形の鬼と対峙した炭治郎。

その凄惨な事実と異形のクソ過ぎる逆恨みに激昂し、

異形を追い詰める。

炭治郎が放った一撃は見事異形の頸を落とせるのか…?!

では行ってみよー!

 

第2巻 後半はこちら

第1話はこちら

第1巻 はこちら

 

目次

  • 第8話 兄ちゃん
  • 第9話 おかえり
  • 第10話 人攫い沼
  • 第11話 暗示
  • 第12話 言えない
  • 第13話 お前が
  • 第14話 鬼舞辻の癇癪・幻惑の香り
  • 第15話 医師の見解
  • 第16話 手毬遊び




第8話 兄ちゃん

ヒュウウウウウウ

炭治郎が攻撃を繰り出そうとしている。

風が逆巻くような音がする。

異形が鱗滝に倒され捕まる前にも聞いた音。

「鱗滝!!!」

異形の目に炭治郎と鱗滝が重なって見える。

 

ザンッ

 

瞬間、炭治郎は異形の頸をしっかりと切り落とした。

ドシャッ

頸は地面に落ち、異形は塵になり始める。

『くそっくそっくそォォォ!!死ぬ!!

どうせアイツも汚いものを見るような目をするんだろう!

蔑んだ目で俺を見るんだ。

最後に見るのが鬼狩りの顔だなんてーーー…』

そう異形が思うと同時に振り向く炭治郎。

しかしその顔はーーー

悲しそうな、憐むような表情だった。

驚く異形…そして蘇る過去。

鬼になってしまった直後の過去…

 

『兄ちゃん怖いよ、夜に独りぼっちだ。

どうして俺は兄ちゃんを噛み殺したんだ。

…あれ?兄ちゃんって誰だっけ?』

 

そして異形が見つめる中、

崩れかけの異形の手を見つめる炭治郎。

『悲しい匂い…』

そしてぎゅっとその手を握る。

異形の目からぽろぽろと涙が溢れる。

「神様どうか、この人が今度生まれてくる時は、

鬼になんてなりませんように。」

「兄ちゃん。

兄ちゃん兄ちゃん、手ェ握ってくれよ」

「しょうがねぇなあ、いつまでも怖がりで」

 

バサ…

 

異形は塵と化し、

炭治郎は錆兎や真菰、異形に喰われた他の子供達を想った。

『勝ったよ。もう安心していいよ。

きっと帰るという約束通り、魂だけになろうと

大好きな鱗滝さんの所へ帰ったんだよな。』



そうして迎えた7日後の早朝。

生き残ったのはたったの4人。

炭治郎、蝶と戯れる美少女、

「死ぬ、死ぬ」とブツブツ呟く金髪、

顔に大きな傷があり態度のデカイモヒカン頭。

炭治郎達は十段階ある階級の一番下、

癸(みずのと)となり、隊服の支給、

連絡用のカラスである鎹鴉(かすがいガラス)をつけてもらい、

そして鬼を倒せる唯一の刀、“日輪刀”を作るための玉鋼(たまはがね)を選ぶ。

刀は10日から15日で出来上がるらしい。

(ここで金髪はカラスじゃなくてスズメがつく。

どう見てもスズメ。笑う〜)

 

ところがモヒカン頭がいきなり選別を取り仕切っていた少女の1人に食ってかかる!

「どうでもいいんだよ鴉なんて!

刀だよ刀!!今すぐ刀をよこせ!!」

そう言って少女の頭を掴むモヒカンに憤る炭治郎。

「この子から手を放せ!放さないなら折る!!」

「ああ?なんだテメェは。やってみろよ!!」

ミシッ

(この音だけだと折ったかは不明だが、)

「ぐっ…」と手を抑え、下がるモヒカン。

そんな一連の流れなど全く無かったように

「話は済みましたか?では鋼を選んでください。」と話を進めるもう一人の少女。

(淡々としすぎてて怖い。)

ともかく、そうして炭治郎達は新しい剣士としての第一歩を踏み出すのであった。

 

場面は変わり、大きな日本家屋と池。

池を見つめ、カラスを手にとめた男性。

「そうか。5人も生き残ったのかい、優秀だね。

また私の子供たち(剣士)が増えた…

どんな剣士になるのかな。」



第9話 おかえり

炭治郎は“最終選抜”の行われた藤襲山から

鱗滝と禰豆子の待つ狭霧山に帰っているところだった。

凄まじい疲労が体を襲い、のろのろとではあったが。

 

やっとのことで鱗滝の家へ辿り着くと、

 

ミシッ

ドガッ

 

戸口が蹴りで開けられる。

驚く炭治郎の目に飛び込んで来たのは、

ててて…と元気そうに出てきた禰豆子!!!

「あーーーっ禰豆子ォお前っ…起きたのかぁ!!」

その声に振り向き、炭治郎の方に駆け寄る禰豆子。

炭治郎も走り出そうとするが、ボロボロすぎて跪いてしまう。

と、炭治郎をぎゅう、と抱きしめる禰豆子。

(くぅうう可愛いぃい)

思わず泣き出す炭治郎。

(ぬぅぅう可愛いぃい)

「わーーーっお前何で急に寝るんだよォ!

ずっと起きないでさぁ、死ぬかと思っただろうがぁ!!」

と、がしっ

禰豆子ごと炭治郎をさらに抱きしめる鱗滝。

「よく生きて戻った!!!」とぼろぼろと涙を流す。

三人、団子になって泣きながら再会を喜ぶのであった。

(鱗滝さん、13人の子供たちのことも重ねて

本当に本当に嬉しかったろうなぁ。号泣)



そして15日後。

炭治郎の日輪刀が完成し、

刀を打った鋼鐵塚(はがねづか)という男が

刀を手渡しに鱗滝の家を訪れて来た。

たくさんの風鈴を垂らした笠に、

ひょっとこの面という異様な出で立ちの男。

炭治郎本人を確認すると、

炭治郎が家へ入るよう促すのを全く聞かず、

日輪刀のことを話し出し、止まらない。

どうやら人の話を聞かないのがデフォルトのよう。

鋼鐵塚の話によると、

日輪刀の原料である砂鉄と鉱石は太陽に一番近い山、一年中陽が射し曇りも雨もない陽光山(ようこうさん)で採れ、

猩々緋砂鉄(しょうじょうひさてつ)、猩々緋鉱石(しょうじょうひこうせき)といい陽の光を吸収する鉄らしい。

ひとまず話し終えるとようやく炭治郎の顔を確認。

「あぁお前“赫灼(かくしゃく)の子”じゃねぇか。

こりゃあ縁起がいいなあ」という鋼鐵塚。

真面目な炭治郎が

「いや俺は炭十郎と癸枝(きえ)の息子です」と返すと

そうではなく(笑)炭治郎のように髪と瞳が赤みがかっている子が

火仕事をする家に生まれると縁起がいいらしい。

「こりゃあ刀も赤くなるかもしれんぞ。

さぁさぁ刀を抜いてみなぁ」とワクワクの鋼鐵塚。

炭治郎が刀を握ると、

ズズズ…とその刀身は黒く染まった。

「黒っ」「黒いな…」と鋼鐵塚と鱗滝。

どうやら漆黒の刀身はあまり見ないらしい。

「キーーーーッ俺は鮮やかな赤い刀身が見れると思ったのにクソーーーーッ」

いきなり暴れる鋼鐵塚。

「いたたっ危ない!落ち着いてください何歳ですか!」

「三十七だ!」ボカボカと殴られる炭治郎。

その時、

「カァァ竈門炭治郎ォ!北西ノ町ヘ向カエェ!!」

いきなり喋り出すカラス!

「鬼狩リトシテノォ最初ノ仕事デアル!

北西ノ町デワァァ、少女ガ消エテイルゥ

毎夜毎夜、少女ガ、消エテイル!!!



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